筑波大学のすごい地図アプリを作っていく

ここ最近、プログラミング関係の成果を出せていませんでしたが、ついにやりたいことを見つけました。 それは 筑波大学の地図アプリ を作ることです。

なぜ作りたいのかという気持ちと、どうやって作っていくのかを書き残しておこうと思います。

いつまでも「えりたん」でいいのか?

筑波大生なら知る人も多い、 えりたん というTwitter botやそれから派生したiOS/Androidアプリがあります。

https://twitter.com/eritanbot

えりたんBOT

えりたんBOT

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2014年4月頃に公開されたえりたんアプリでは、筑波大学の授業・場所の検索や地図を見ることができます。開発者の方が卒業された後も不定期でメンテナンスをされているため現在でも筑波大生に欠かせないアプリとして使い続けられています。

ということで今でもえりたんアプリを使うことはできるのですが、個人的に気になっていたり思うことがあったりします。

メンテナンスの継続性

現在はアプリに障害が発生しても数日で復旧していることが多いですが、今後も安定してメンテナンスが続くのか少し不安があります。地図の地名データも古くなっているものがあります。

初版の公開から今年で5年となり、そろそろえりたんに代わるアプリが出てきてもいいのではないかと思っていました。

地図データの権利について

筑波大学の地図データを簡単に見ることができるため、えりたんアプリの地図のスクリーンショットをTwitter上での宣伝などで利用しているのをたまに見かけます。

えりたんアプリのiOS版ではApple Maps、Android版ではGoogle Mapsがベースの地図として表示されています。これらの地図は適切な方法で表示しなければ規約違反になる可能性があります。

お客様は以下の行為を行ってはなりません;

(a) 本サービスを通じて表示または提供される著作権表示、商標またはその他いかなる所有権または法律上の通知、書面またはハイパーリンクを削除する、不明確にする、または改変すること;

(b) 大容量のダウンロードもしくはマップデータまたは画像の入力、または本サービスの結果に基づくデータベースの作成を含む、本サービスによって提供されるデータまたはコンテンツのいずれかを、方法にかかわらず、コピー、引用、廃棄、再利用するために、本サービスにアクセスまたは利用すること;

(c) 本サービスまたはその一部を、複製、修正、翻訳または二次的著作物を創作すること; *1

えりたんアプリのスクリーンショットの利用は現状では適切とはいいがたいと思います。

正直悔しい

筑波大生向けのウェブサービスやアプリはいくつか公開されていますが、えりたんを超える知名度のものはないと思います。

筑波大生向けのウェブサービスを作るにあたり、使い続けてもらうためには日常的に使う機能があることが重要だと思うようになりました。その点において、えりたんアプリはスマートフォンアプリであり、日常生活で使う地図の機能があるためユーザーが定着しやすいと考えています。その固定ユーザーがいることは新しいサービスを始めるときには非常に強いはずです。

単発で筑波大生向けのウェブサービスを作るよりも、えりたんアプリのような安定したアプリを作り、それに機能を追加していくほうが堅実ではないかという考えが固まってきました。また、それを自分で作りたいという気持ちが強まっていきました、

すごい地図アプリを作る

このようにして大学在学中の目標をアプリの公開と運営に決めました。

公開日は未定ですが以下の機能をまずは実装したいと考えています。

  • iOS/Android対応
  • 教室レベルまで詳細な地図
  • 位置情報連携
  • 地図共有

これをベースに公開後に順次新しい機能を追加していきたいと思います。

しばらくは筑波大学の詳細地図を作っていこうと思っています。 ほぼ何もないですが次のリポジトリで作業しています。

github.com

技術的な話

いろいろと調べた結果、次のようになりました。

  • Flutter or React Native
    • まだ悩み中
  • GeoJSON
    • 教室レベルの詳細な情報を記述
  • QGIS
    • GeoJSONの作成、macOSに対応しているため
  • 地理院地図 or OpenStreetMap
    • QGISでのGeoJSONの作成の参考に
  • OpenStreetMap or Mapbox
    • アプリで表示するベース地図

あきないで完成させたいです。